こんにちは、カンタです。
「ダーマドライ(Dermadry)」というカナダ製の家庭用イオントフォレーシス機器で、半年間手汗治療を行いました。
現在は、3日おき20分の治療でレベル3の手汗が完全に止まっています。
そこで今回は、そんなダーマドライの使い方、半年使用した結果についてまとめてみました。
ダーマドライの使用方法、効果が気になると言う方は、ぜひ参考にしてください。
ダーマドライの使い方と治療期間
効果が出るまでの期間と流れ
ダーマドライの使い方について説明する前に、イオントフォレーシスの治療サイクルについてお話しておきます。
イオントフォレーシスというのは、継続的に治療を行うことで初めて制汗効果が得られるのが特徴です。
従来のイオントフォレーシス機器の場合、効果を持続させるために半永久的に毎日30分以上電気を当て続ける必要がありました。
しかし、カナダ製の最新機種ダーマドライの場合、1日20分の継続治療で早ければ3〜4週間で果が得られます。
そして、1度発汗が止まったら、治療頻度を2〜3日おきに減らしても効果が持続します。
ダーマドライの使用手順
前置きが長くなりましたが、ここからダーマドライの具体的な使用方法、治療手順について説明していきます。
ダーマドライには、日本語の説明書が同梱されているので、基本はこの説明書に従って治療を進めてください。
ダーマドライの操作はとっても簡単です。
手順は以下の6ステップとなります。
- 容器に電極版とタオルをセット
- コンセント、本体、ケーブルをそれぞれ接続
- 左右の容器に水を500mlずつ入れる
- 本体画面で治療部位を選択
- 電源ボタン長押し→ランプが点灯
- 手を浸けると自動でスタート
本体の治療設定
本体画面の設定について解説していきますね。
画面左から順に…
- 治療部位の選択(脇、手、足)
- 電圧の強さ調整(mA)
- 治療時間
治療部位の選択
ダーマドライは、手、足、脇の3部位の治療を行うことができます(脇は「totalセット」のみ搭載)。
まず、その3部位の中から治療部位をセレクトします。
脇の治療は、付属の脇用機器をケーブルに繋いで使用します。
青色のカバーを水で浸して、電極板にかぶせます。ケーブルに差し込んだら、脇に挟んで使用します。
電圧の強さ調整
続いて電圧の強度の設定です。まずは様子見で5mAぐらいに設定します。
そこから耐えられる範囲で1mAずつ上げていってください。
ダーマドライのカスタマーに問い合わせたところ、電圧数を高くすればするほど制汗効果が高まるとのことです。ただ、くれぐれも無理のない範囲で使用してください。
治療時間
治療時間は、下記の通り決まっています。
手:20分
足:20分
脇:15分
治療部位の選択、電流の設定、治療時間の確認が済んだら、右下の電源ボタン長押し。すると、緑のランプが点灯します。
手、足を浸けると、電流が入って治療がはじまります。
タイマーが0になったら、自動で電流が止まって治療終了です。
治療後はトレイや電極板をしっかり拭いて乾かしておきましょう。
ダーマドライの治療期間
前述の通り、イオントフォレーシス治療というのは、毎日継続的に行うことで制汗効果が得られます。
ダーマドライの場合、目安として3〜5週間で初期治療が完了。
その後は継続治療に入るので、治療ペースを「毎日→3日おき」に減らして使用してください。
効果の現れ方は、発汗レベルや肌質によっても個人差がありますが、続けていけばやがて発汗量が減っていきます。一度発汗が止まると、その後の治療は楽になります。
これまでは毎日の治療が億劫でなかなか続かなかった自宅治療。
しかし、ダーマドライのおかげで3日おき20分の治療で済むようになり、ほんとにストレスフリーで続けることができています。
ダーマドライで半年間手汗治療した結果
1ヶ月で手のひら下半分の発汗が緩和
前提として、イオントフォレーシス治療はETS手術のように手汗を完治させものではありません。
継続的に使用することで、一時的に手、足、脇の発汗を抑えることができる器具となります。
最新機器のダーマドライも約1ヶ月の継続治療が必要とのことだったので、「まずは1ヶ月続けるぞ!」と決心して毎晩就寝前に手汗治療しました。
同梱の説明書に従って、1日20分間(10mA)の治療を3週間続けた結果、まず手のひらの付け根部分の発汗がストップ。
それから少しずつ制汗面積が広がっていき、5週目には指以外の発汗が完全に治りました。
この時点で、かなり手汗のストレスは軽減されていました( ˘ω˘ )
2ヶ月目でほぼ全範囲の発汗がストップ
引き続き毎日20分の治療を継続。
使用から8週に入ったあたりで、ほとんど全範囲の発汗がストップしました\(^o^)/
指先、指の腹はなかなか効果が出なくて、なかば諦めていましたが、最終的にはピタッととまりました。
感覚としては、手のひらがコーティングされたようなつっ張った感じ。見た目も、テカテカしていて膜が張っているような感じがありますね。
この時点で、日常生活において手汗に悩むことは一切なくなりました。本当に快適です。
強いて言えば、水に浸かりきらない手の側面は発汗が止まっていないので、筆記の際に紙が濡れることはあります(>_<) このあたりは、水かさを増して改めて検証してみたいと思います。
3ヶ月目からは3日おきの治療で効果が持続
ダーマドライの嬉しい点は、効果の持続性が高いこと。
一度全範囲の発汗が止まった後は、3日おきの治療でサラサラの状態をキープできています。
過去にdrionic、Iontodermaといった機器を使用してきましたが、毎日治療しないと、すぐてに手汗が元どおりになってしまいました。
ダーマドライに代えてから、3日おき20分の治療で完全に手汗を抑えることができています。
足は指先とかかとのみ効果あり
ダーマドライは足裏にも使えるので、3週目から足汗の治療も開始しました。
結論から言うと、手に比べると足うらの効果はいまひとつ。手のひらより皮膚が分厚いためか、部分的な効果しか得られませんでした。
電圧15mAと強めに設定して半年間続けた結果、指先の表面と、かかと周りのみ発汗が止まりました。
肌質やレベルによって効果に個人差があるのかもしれませんが、足裏の治療のためにダーマドライを購入するのはおすすめできないなというのが率直な感想です。
メモ
追記:他機器のサーリオで検証した結果、足裏の発汗が止まりました。
肌への刺激、痛みについて
購入前に気になっていた肌への刺激ですが、これは従来機とさほど変わりませんでした。
しかし、ダーマドライの場合1mA単位で細かく電圧を調整できるのが嬉しい!
ちなみに、僕は10mAで治療を開始し、現在は15mAで治療しています。毎日続けていると、刺激にも慣れてきますね。
ただ、擦り傷やさかむけがある場合は、その部分にワセリンを塗るなり、絆創膏を貼るなりしてから使用してください。結構染みます。
僕は絆創膏を貼るのが面倒なので、傷ができたときはお休みにしています。笑
ダーマドライの使い方と治療期間:まとめ
今回は、ダーマドライ(Dermadry)の使い方と、実際に半年使用した結果についてまとめました。
アンダー4万円で購入できるイオントフォレーシス機器の中では、一番コスパの高いダーマドライ。
購入後も日本人のカスタマーとやりとりができ、100日間の全額返金保証も用意されているので安心です。
「できるだけ初期コストを抑えて自宅治療をしたい」という方は、ぜひ一度試してみてください。
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