レベル3の手掌多汗症はイオントフォレーシス治療で治るのか、1年間検証してみました。多汗ライターの手汗治療体験記。

イオントフォレーシス治療で手汗を克服するブログ

サーリオ 家庭用機器

サーリオ(saalio)というイオントフォレーシスの効果が凄い!

2019年6月6日

こんにちは、多汗ライターのカンタです。

僕は、レベル3の手掌多汗症でして、20歳の頃から8年間「イオントフォレーシス」という治療方で手汗をストップさせてきました。

過去に、通院でのイオントフォレーシス治療、アメリカ製の「ドライオニック」、カナダ製の「iontoderma」「ダーマドライ」と3種類の家庭用機器を試した経験があります。

そして今回、医療先進国のドイツから「サーリオ(saalio)」という家庭用イオントフォレーシス機器が誕生したのですが、Twitter上での評判がすごく良いので奮発して購入してしまいました!

カンタ
結論から言うと、サーリオの制汗効果は凄まじい…!

 

過去に試した4機器に比べてあらゆる面で優れていたので、今回はそんなサーリオを1週間使用してみた感想についてまとめたいと思います。

最新イオントフォレーシス「サーリオ(saalio)」の効果が凄かった

使用5日目でレベル3の手汗が緩和された

前述の通り、サーリオの効果はすごかったです。

前提として、イオントフォレーシスは治療を始めてからすぐに効果が現れるわけではありません。

最初の効果を実感するまでに、1〜2ヶ月の継続治療が必要となります。そして、ある日突然全範囲の発汗がピタっと止まるというのが特徴です。

しかし、サーリオの場合、使用を重ねるごとに少しずつ発汗が和らいでいく感覚がありました(これはとても衝撃的でした)。

5日間、毎日10分治療した結果、明らかに発汗量が減りました。おそらく、レベル3→レベル2にはなっているはずです。

同梱の説明書には、「10〜14日で初期治療終了」とあるので、2週間弱で発汗が止まるということでしょう。

「継続の段階」に入るまで、しばらく続けてみようと思います。

追記:半年使用レビュー

過去に使用した4機器に比べて優れていた点

最初に触れた通り、僕は過去に4種類のイオントフォレーシス機器を使用しました。

  • IP30(皮膚科にて)
  • ドライオニック(アメリカ製)
  • iontoderma(カナダ製)
  • ダーマドライ(カナダ製)

いずれも3ヶ月以上試しましたが、効果や使用感は正直似たり寄ったりという感じです。

サーリオを導入したことで、こんなメリットがありました。

  • 1度の治療時間が短くなった
  • 治療頻度が毎日→週おきに減った
  • 治療中のコードの差し替えが不要
  • シリコンパッドとトレイだから保管が楽
  • 皮膚への刺激が最小限

まず、治療時間と治療頻度が減ったことがなにより嬉しいですね。

イオントフォレーシスは、「毎日の継続治療が続きにくい」という欠点がありますが、サーリオの場合一度発汗が止まると、週おきの治療で効果が持続するので、治療がほんとに楽です。

あとは、従来の機器のような「電極板」や「フェルト」といった消耗部品がないので、保管が楽でコスパも良いですね。

高額だけど購入する価値あり?

通院治療に比べると明らかに安価

そんなサーリオですが、定価89,000円となかなか高額なのがネック…。

ですが、通院でイオントフォレーシス治療を受けることを考えると、手間もコストも抑えられるのかなという感じですね。

通院治療の場合、少なくとも週2回の通院が必要となり、保険適用で1回1,000円で受けれたとしても、年間で12万円の医療費がかかります。

そう考えると、先5年、10年と長く使い続けられるサーリオを購入する方が、よほど経済的で楽だなと思い購入しました。

ETS手術を受けずに済む

サラリーマン時代、営業先で握手したり、書類を扱う機会が多かったので、本気でETS手術を検討していました。

ですが、代償性発汗や再発の話を聞くたびに、「あのとき手術を受けなくて良かった」と思います。

手術をせずに済んだのは、家庭用イオントフォレーシスが普及したおかげです。

それこそサーリオはETS手術と同じくらいの費用がかかりますが、自宅で安全に多汗症治療ができることを考えると、決して高い買い物ではなかったなと思えますね。

ETS手術を検討中の方には、まずサーリオでの自宅治療をおすすめしたいです。

消耗部品がないからコスパ◎

先ほども触れましたが、サーリオには定期交換が必要な消耗部品がありません。

これも、家庭用機器において革命的なポイントです!

ちなみに、サーリオ以外の主要3機種は以下の部品を定期交換する必要があります。

  • ドライオニック:電池、フェルト
  • iontoderma:電極板、パット
  • ダーマドライ:電極板、タオル

サーリオの場合、電極板の代わりにシリコンパッドが使用されているので、劣化の心配がありません。

初期コストがネックのサーリオですが、一度購入するとそのまま使い続けられる点で、結果的に一番コスパが良いのではないかと思います。

30日間の全額返金保障つき

そんなサーリオの良心的な点が、「全額返金保証付き」であること。

一ヶ月使用して、万が一思うような効果が得られなかった場合は、返品&返金してもらえます。

返金の際も、日本人のカスタマーとやりとりができるので安心です。

僕自身、この返金保証があったことが購入の決め手となりました。とはいえ、実際に一ヶ月使用して返金を希望する方はほとんどいないようです。

サーリオの公式サイトはこちら

今後もサーリオでイオントフォレーシス治療を続けます!

というわけで、今回は「サーリオ(saalio)というイオントフォレーシスの効果が凄い!」というお話でした!

今後もサーリオで手汗治療を続けていきます(`・ω・´)ゞ

当ブログでは、そんなサーリオの治療経過の報告や、過去に受けた手汗治療の体験談などアップしていきます。手汗治療の参考になりましたら幸いです。

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